オーパ!! EXPEDITION 第9弾
「八丈島 2012」
取引先のT社の釣り部長のS木さんに2泊3日(4月16日~18日)の八丈島の遠征に誘われた。
月曜~水曜の平日釣行だったので、ちょっと迷いもしたが、船上カメラマンとして同行することにした。
まあ、もちろん釣りもしましたけどね。
八丈島は東京都だし、以前に行った沖縄やパラオと比べると距離的にもかなり近いのだが、飛行機を利用しての釣行となれば遠征気分だ。
今回は多人数で行く予定だったが、ドタキャンが相次ぎ初日からはS木さんと私の二人だけ。
二人分のトランクとバズーカを車に積み込み羽田へ向かう。
八丈島へはANAの定期便が就航している。
朝一番の7時台出発の便を利用。
最近は預ける荷物の重量規制が厳しくなっていて、総重量で20キロがリミットで10キロオーバーする毎に1000円の超過料金を取られる。
今回は、トランクとバズーカ合わせて35キロ。
2000円の超過料金を取られた。
八丈島へは1時間弱で到着。
今回、利用する宿はルアーアングラーなら誰でも知ってるパパ大津留氏の経営するパパズイン。
船は八重根港から10時頃出港。
まずは泳がせ釣りでカンパチを狙うS木さんの餌のムロアジを確保するため、八丈小島廻りの浅場を目指す。
S木さんがムロアジをサビキで釣ってる間、私はスロージギングで根魚狙い。
アカハタが釣れた。
ちなみにこの魚、共産党とは関係ありません。(笑)
2匹目はサイズUP。
浅場のアカハタ狙いのジギングもライトタックルでやると面白いかもしれない。
餌のムロアジを10っぴきほど確保し、本命のカンパチを狙いに移動。
実は、ジギングはルアーフィッシングの中では苦手なジャンル。
特にディープなジギングで何100gもあるジグを1日中シャクリ続けるなんて普段、パソコンのマウスくらいしか持たない私にとっては躊躇してしまう分野。
今まで100m以上のディープで200g以上のジグが必要なジギングは極力避けてきた。
この日のレンジは80~130mくらい。
200gのジグでなんとか底が取れる限界のレンジ。
まあ、これくらいがなんとかなる範囲の限界かな。^^
上の写真は海から見る三原山。
八丈島は周囲を絶壁で囲まれた島だ。
移動してしばらくしてS木さんのロッドの先が海中に引き込まれた。
難なくキャッチしたのは5キロくらいの食べ頃のカンパチ。
それから30分もしないうちにまたS木さんに当たりが!
今度はドラグが鳴っている。
先ほどより大きそうだ。
正体はキハダだった。
15キロくらいのキハダをキャッチし、写真撮影。
左の赤いのはレンズにとんだキハダの血。
そして下の方の黒い影はカメラの防水ケース。
船上カメラマンとしてのプライドが・・・・・。
今回、船にカメラを持ち込むに際し、上の写真のディカパックαという防水ケースを使用してみた。
標準ズームで広角で使用すると、注意しないとレンズの筒の部分の縁が写ってしまう。
また、前面の部分がポリカーボネートなので画質が若干落ちる。
ただ、前面のキャップは取り外せるようになっているので、飛沫のかかる恐れが無い時には外して使えば問題ない。
多少使いづらい部分もあるが、飛沫がかかってカメラがダメになるよりはましだと思う。
結局、この後私には当たりらしきものが1回、謎のラインブレークが1回あっただけ。
初日のヒーローはもちろんS木さん。
まあ、私は船上カメラマンですから・・。
しかし、ドラマの展開ってのはクライマックスは最初には来ないものだ。
明日以降に劇的な展開があるはず・・・・・。
この日のパパズインの夕食。
すべてパパさんの手作りの料理。
地元の素材を中心とし、ボリューム満点で美味しい。
八丈島といえば、5キロオーバーのアオリイカが釣れるというエギンガーにとっては垂涎の的となった所。
夕食後、八重根港にS木さんとエギングに出かけた。
しかし、地元の人に聞くと実際の状況はかなり厳しいそうで、風も強く1時間ちょっとしかやらなかった。
結局、初日のヒーローのS木さんがここでもヤリイカを1ハイキャッチし引き上げた。
翌日のドラマチックな展開を期待して・・・・・・。