第3日
11月01日(月)
3日目はテールトップの東側を通り、カヤンゲル島に向かう。
カヤンゲル島は4つの島から成り、右上の一番大きな島にだけ人が住む。
朝、桟橋を出て、パラオパシフィックリゾート、通称PPRの沖を通り、テールトップの東側を目指す。
PPRは一度は泊まってみたいパラオではNo,1の高級リゾートホテル。もっとも釣りきちオヤジ達が泊まるホテルではないかも。
途中の無人島。エメラルドグリーンの海にポッコリ浮かぶ。
ところでガイドのアドルフはパラオのポイントを知り尽くしたNo,1ガイド。顔はいかついが、ユーモアセンスたっぷりの楽しい男。特に下ネタジョークが得意。もっとも客層に合わせているのかもしれないが・・・・?
昨日まで絶不調のW君。朝一、テールトップにつながるチャンネルでジャイアント・トラブラーの汚名返上とミヨシでフルキャスト。
気合いが通じたか、今日のファーストフィッシュはレギュラーサイズだが、W君がGTをキャッチ。
5分ほどして次のヒットは私に来た。なかなかいいサイズのようだ。
しばしの攻防の後、エメラルドの海に銀色のGTが浮いてきた。
グッドサイズのGTをγでキャッチした。昨日ばらしたGTよりは小さいが満足サイズ。
美しすぎる海と灼熱の太陽の狭間で親父達はルアーを投げては引くことを繰り返す。
ランチタイムの後はいつもジギングタイム。ベッチは沖縄ではアカジンと呼ばれる高級魚のスジアラを釣り、私はワフーをキャッチした。
上の写真はベッチがジギングでキャッチしたカッポレ。美味しい魚だということで刺身用にキープ。
ランチタイムの後はまず、ベッチがレギュラーサイズのGTをキャッチ。
ボートをカヤンゲル方面に流しながらキャストしていき、私はアオチビキをキャッチ。そしてまたベッチがGTをキャッチ。
カヤンゲル島を望むリーフ。午後の3時を過ぎると南国の太陽は益々厳しく、容赦なく親父達を痛めつける。
暑い・・・
熱い・・・
年寄り二人はギブアップしてしばらく休憩。
しかし、フィッシングマシーンと化したベッチはそんな中でも黙々とキャストする。こいつは太陽電池で動いているに違いない。
そしてまたGTをキャッチ。
休憩後、私はバラフエダイ。
そして、体力を回復したW君はナイスサイズのGTをキャッチした。
そしてベッチはまた
今回最大サイズの30キロオーバーのGTをキャッチした。
昨日、私がヒットしてベッチがネットインの時にばらしたやつが恩返しにきたんじゃないか・・?と私は思う。
その後、私がレギュラーサイズ、W君がスモ-ルサイズのGTをキャッチし、ストップフィッシング。
いよいよカヤンゲルに上陸。桟橋からはジャングルの中のような道を数分歩くとゲストハウスだ。
ゲストハウスはいわゆる民宿のようなもので、30畳くらいの広い部屋1室。
思ったよりシャワー、トイレは清潔で快適。しかし、夜になると水が出ず、使えなくなる。ここでは水は貴重品なのだ。食事は質素だが、釣った魚の刺身を加えれば問題ない。
ただ、蚊にはまいった。蚊取り線香や防虫スプレーが効かず何カ所も食われた。
夕食後、桟橋に行った。空には今まで見たこともないような満天の星。
ここで、常夜灯に集まるメッキを釣った。最初は入れ食いだった。大きいものは30cm近い。日本では全然釣れなかったベッチも人生初メッキをキャッチした。
ちなみにエギングもしたけど、こちらは反応がなかった。