オーパ!! EXPEDITION 第8弾  

「PALAU 2010」


今年の9月~10月に何回かメッキ釣りをした。メッキ釣りはGTゲームの縮小版、GTゲーム(S=1/100)という感じ。

職業柄、S=1/100から原寸大をイメージするのは得意とするところでメッキ釣りによってGTゲームのプラクティスができたんではないかと思う。しかし、メッキはGTのお子様、幼児虐待の祟りがなければよいのだが。

一方、今回のメンバーでメッキ釣りは全然だめだったベッチは、メッキのお父さんの恩返しがあるに違いないとポジティブシンキングに切り替えGTに挑む。

また、もう一人のメンバーのW君。上海では脂ノリノリの桃肌マグロをゲットしていい思いをした。同じ方法がパラオで通じるか・・・・・?

 私にとって3年ぶり、4度目のパラオ、今までパラオへはコンチネンタル航空でガムを経由して行っていたが、今回はJALの直行便を利用することにした。JALの直行便は不定期なチャーター便のためか、出発時間が夜の9時過ぎになり、パラオに到着するのは夜中の2時頃になってしまう。従って、ホテルに着くのは3時過ぎ、支度をしてベッドに入るのは明け方の5時近くになってしまう。コンチネンタルに比べていいんだか悪いんだか・・・・。年末からはデルタ航空も就航するということだから選択枝は広がるだろう。

今回は、4泊6日、釣りは4日間。今までより1日多く釣りをする。(JALだとこういうスケジュールになる。)  そこで、今回はパラオの最北端、カヤンゲル島に1泊し、その北にあるベラスコリーフという訪れる釣り人も滅多にいないという秘境に行くことにした。右の地図の赤丸印内がカヤンゲル島、ベラスコリーフはさらにその北、地図には載っていない。但し、ここへはよほど天気に恵まれないと行けないらしい。普段の行いがものをいうことになりそうだ。


第1日目

10月30日(土)

ポイント:ウーロン島沖



昨夜のJAL機内で睡眠をとっておこうと思ったが、11時頃に機内食のため起こされたりして良く眠れなかった。そして、今朝は5時頃ベッドに入り、起床は8時。

今回も旅行会社はフィッシングプランニングオフィスに依頼し、ガイドはアドルフを頼んだ。そのアドルフは8時半に今回のホテル、ウエストプラザデセケル迎えに来る。

睡眠不足でのスタートのため、初日はコロール島から近いウーロン島廻りを攻めることにした。

日本にいた時、ネットの天気予報を見ていたら、1週間くらいずっと雨マークだった。ちょっと心配したが、まずまずの天気の中、出港。

出港する桟橋が以前と変わった。デセケルからは近くなった。

遠くにロックアイランドを望みながらボートはエメラルドグリーンの海を西へ走る。

ポイントはリーフの外側のドロップオフ。意外にうねりがあり、サーファーが喜びそうなビッグウエーブができる。

釣りずらい中、ポッパーやペンシルを投げるが、渋い。当たりは何回かあったがなかなかのらない。

鳥山を見つけ急行すると、スマガツオが釣れた。しかし、単発。

午前中はこれだけの寂しい釣果。

午後になると心模様を察するように、空が曇りだし、雨が降ってきた。

もうだめかなと思い始めた頃、ベッチのポッパーにヒット!

まずまずのサイズのようだ。

今回のファーストGTはグッドサイズの白っぽいGT。下が白い砂地のせいか。

やはり最初に釣るのはこの男。メッキの恩返しか・・・・。

初日はこれだけの寂しい釣果で終了。そして翌日はウネリがありそうなのでとりあえずカヤンゲル島には行かず、手前のテールトップに様子を見に行くことにした。


夜はカープレストランで食事。左の写真はシャコ貝の刺身。カキとホタテの中間のような味でうまい。

パラオのレストランは皆、安くて量が多い。