オーパ!! EXPEDITION 第6弾
「PALAU 2007」
世の中、大抵の人は仕事が忙しい時には金はあっても時間がない。暇なときには時間はあっても金がない。しかし、そんなピークとピークの狭間で釣り好きはせっせと釣り場に通うものだ。
私の場合、今年の後半は仕事が忙しくピークの連続で、なかなか釣りに行けなかった。とはいっても設計屋などというのそれほど儲かる稼業ではないので世間の大抵の人には当てはまらない。時間はないし、金も無いというパターンだ。
しかし、なんとか今年も11月末にパラオへ遠征に行くことができた。
今回のメンバーは女より釣りを選んでしまった(尊敬)独身男の事務局と本能の赴くままに行動する男Mr.フィリピンと私の3人だ。
木曜成田発のパラオ行きコンチネンタル航空はグアムで乗り継ぎ、ヤップを経由するため、午前11時に成田を発つがパラオのホテルに到着するのは午後11時過ぎになる。
今回、利用するホテルはMr.フィリピンの強い要望により、前回よりランクアップし、パラオロイヤルリゾート(PRR)。ホテルへ到着するなり明日の準備。Mr.フィリピンはマラソンランナーでもあるという話だが、この後ろ姿を見ると・・・???。
右はパラオの地図。白い縁取りのようなリーフは下を向いたイルカのように見える。
初日のポイントはマルキョク周辺。右の地図の赤丸の辺り。
昨日、一緒の飛行機に乗っていたかわいいオネーチャンはPPR(パラオパシフィックリゾート)へ。未練たらたらの事務局は女をあきらめたわけではなかったようだ。
11月のパラオは乾期で本来は好天に恵まれるはずだが、フィリピン付近にある台風の影響で、時折強い雨が混じる予想外の悪天候の中、カッパを着てのスタートとなった。今回のガイドは一昨年と同じアドルフ。
初日は台風からうねりを避けるため、バベルダオブ島の東側でのフィッシング。今回のファーストフィッシュは事務局がキャッチしたこのバラフエダイ。
次に私にヒットしたのは1m位のサメだった。体力を消耗しやっと半年ぶりに釣れた魚がこいつだった。
この後、事務局はスジアラをキャッチした。こいつはランチの刺身用にキープ。今回は醤油とワサビを持参した。沖縄ではミーバイと呼ばれているが、久米島で釣ったミーバイの煮つけは絶品だった。
雨が激しく降る中、Mr.フィリピンにヒット!
Mr.フィリピンがGTをキャッチした。サイズはイマイチだが、今回のファーストGTだ。
ランチは雨を避け、上陸して屋根のある小屋へ。南国パラオにもかかわらず、寒くてバスタオルを羽織る。
ランチは弁当とさきほどキャッチしたスジアラの刺身。プリプリした食感がたまらない。
アドルフがよく噛んでいる木の実。石灰と葉っぱと一緒に噛む。私が試すと顔が酒を飲んだようにカッカと熱くなった。
午後はまず事務局がGTをヒットさせた。
スレがかりだったため、よく引いたがパラオでのアベレージサイズだった。
今回の私のファーストバラフエダイ。
3匹目のGTは私がキャッチした。これもアベレージサイズ。
今回宿泊したPRRの外観。夕方近く、日の暮れる前に到着した。この日の夜は近くのレストランで夕食。ここで食べたマングローブ蟹は旨かった。